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VITAMIN
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ビタミンは、こんな人におすすめ
疲れやすい人、肌荒れが気になる人、口内炎の人、神経過敏な人、貧血ぎみの人、よく風邪をひく人、胃腸の弱い人、ストレスの多い人、更年期の不定愁訴を改善したい人。
ガン・糖尿病・動脈硬化・心疾患・脂肪肝・白内障・骨粗鬆症などを予防したい人。
 


Index
ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ビタミンB13
ビタミンB15
ビタミンB17
ビタミンC
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
ビタミンP
ビタミンQ
ビタミンU
ナイアシン
パントテン酸
葉 酸
ビオチン
イノシトール
コリン
パラアミノ
 安息香酸

リポ酸
ルチン

ビタミンの種類
ビタミン はたらきとこんな人に
ビタミンA
(レチノール)
脂溶性のビタミン
・夜盲症、視力低下を防ぐ。
・皮膚や髪の健康を保ち、骨の発育を助ける。
・鼻やのど、消化器、呼吸器、子宮などの粘膜を健やかに保つ。
・風邪などの感染症に対する抵抗力がつく。
・粘膜のガンを抑制する。
・β-カロテンは、老化、ガン、心臓病の予防、免疫機能強化
 に働く。
 ビタミンC・Eと一緒にとると紫外線への抵抗力が増す。
 (β-カロテンは、体内で必要量だけビタミンAに変わり、
  残りは蓄積される。)
・薄暗い所でよく見えない人。
・風邪をひきやすい人。
・肌がかさつく人。
・授乳婦
・ガン、動脈硬化、心臓病を予防したい人。
ビタミンB1
(サイアミン)
水溶性のビタミン
・精神を安定させる。
・成長を促進する。
・心臓の機能を正常に保つ。
・筋肉の疲労を防ぐ、疲労を癒す。
・食欲増進作用がある。
・船酔いを防ぐ。
・末梢神経の働きを正常に保ち、脚気を防ぐ。
・酒、糖分の摂取量が多い人。
・スポーツをする人。
・喫煙者
・神経や筋肉の疲労を回復したい人。
・肩こり、腰痛、ぎっくり腰、糖尿病、風邪、胃炎の人。
ビタミンB2
(リボフラビン)
水溶性のビタミン
・健康な髪、爪、肌をつくる。
・視力を向上させ、目の疲れを軽くする。
・口内炎、舌炎、口唇炎を予防。症状を緩和する。
・動脈硬化を予防する。
・薬物や毒物の解毒に働く。
・全身の成長を助ける。
・脂肪の摂取量が多い人。
・妊婦、授乳婦、小児
・ガン、動脈硬化、白内障を予防したい人。
・ダイエットをしたい人。
・口内炎、舌炎、口唇炎、糖尿病、脂肪肝の人。
ビタミンB6
(ピリドキシン)
水溶性のビタミン
・皮膚を健康にし、神経の働きを正常に保つ。
・解毒作用がある。
・抗アレルギー作用がある。
・脂質の代謝をよくして脂肪肝を予防する。
・妊娠初期のつわりを軽くする。
・月経前緊張症の症状をやわらげる。
・発育を促進する。
・タンパク質を多くとる人。
・発育期の子供、妊婦、授乳婦。
・肌荒れが気になる人。
・口内炎の人。
・ピル常用者。
・抗生物質を飲んでいる人。
・月経前緊張症の人。
・アレルギー症状のある人。
・脂肪肝を予防したい人。
ビタミンB12
(コバラミン)
水溶性のビタミン
・充分にあると神経が安定し、記憶力、集中力が高まる。
・悪性貧血を防ぐ。
・神経の働きを正常に保つ。
・食事が野菜に偏りがちな人。
・妊婦、授乳婦、悪性貧血の人。
ビタミンB13 ※ ※ビタミンの名前が付いているが厳密にはビタミン様物質。
肝臓障害や早過ぎる老化を予防すると推測されているが、その他の働きはまだよくわかっていません。
ビタミンB15 ※ ※ビタミンの名前が付いているが厳密にはビタミン様物質。
ビタミンEに似た抗酸化作用があり、今後の研究に期待されている。
ビタミンB17 ※ ※ビタミンの名前が付いているが厳密にはビタミン様物質。
アメリカでは、ガンの治療薬として認められているが、効果については評価が定まっていない。
ビタミンC
(アスコルビン酸)
水溶性のビタミン
・活性酸素の害を防いで、老人性白内障を予防。
・貧血を予防。ストレス、疲労を緩和する。
・風邪を予防し、回復を早める。
・肌にはりを持たせる。骨や粘膜を強くする。
・アレルギー反応を抑える。
・血中コレステロール値を正常にする。
・壊血病を予防。発ガンを抑制。
・妊婦、授乳婦、シミの気になる人。
・貧血ぎみの人。
・歯ぐきから出血しやすい人。
・よく風邪をひく人。
・喫煙者、ストレスの多い人。
・ガン、老人性白内障を予防したい人。
ビタミンD
(カルシフェロール)
脂溶性のビタミン
・骨や歯を健康に保つ。
・乳幼児の骨や歯の正常な発育を助ける。
・筋力を維持する。
・充分なカルシウムとビタミンDの摂取により、骨密度増加させ、骨折を防ぐ。
・幼児、妊婦、授乳婦、高齢者。
・骨や歯の弱い人。
・骨粗鬆症を予防したい人。
ビタミンE
(トコフェロール)
脂溶性のビタミン
・環境汚染物質から肺を守る。
・血管を若々しく保つ。心疾患、脳卒中などのリスクを下げる。
・脂肪肝を予防する。
・冷え性、痔、更年期障害の症状などを改善する。
・生殖機能を維持。流産を防止する。
・発ガンを抑制。老化を遅らせる。
・酸素の利用効率をよくし、運動能力を高める。
・妊婦、授乳婦、冷え性の人。
・しもやけができやすい人。
・更年期の不定愁訴に悩む人。
・ガン、心疾患、脳卒中を予防したい人。
ビタミンK
(フィロキノン)
脂溶性のビタミン
通常は、血液を固まりにくくし、出血すると固まるように働く。
・骨の形成を助け、強くする。
・生理時の多量出血を予防する。
・妊婦、授乳婦、抗生物質を飲んでいる人。
・骨粗鬆症を予防、治療したい人。
ビタミンP ※水溶性のビタミン様物質。
・毛細血管を強くする。
・高血圧の予防や脳出血など出血性の病気の予防。
ビタミンQ ※体内でも合成されている脂溶性のビタミン様物質。
・脂質の酸化を防ぐ、抗酸化作用があり、細胞膜を酸化から保護する。
・虚血性心疾患脳出血の治療。
・歯槽膿漏や糖尿病の治療にも使われる。
ビタミンU ※キャベツから発見されたビタミン様物質。
・胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にする。
・胃潰瘍や十二指腸潰瘍を治りやすくする。
・胃粘膜の損傷を抑制する。
・胃粘膜の血流量の増加による胃壁の保護。
・胃粘液量の増加による胃粘膜の保護。
・消化酵素ペプシン活性を抑制する。
ナイアシン
(ニコチン酸)
水溶性のビタミン
・脳神経の働きを助ける。頭痛を予防する。
・皮膚を健康に保つ。
・血液の循環を良くし、血圧を下げる。
・食欲不振、下痢などの胃腸障害を緩和する。
・アセトアルデヒドを分解し、二日酔いを防ぐ。
・充分にとればコレステロールや中性脂肪が低下する。
・お酒をよく飲む人。
・肌荒れの気になる人。
・胃腸障害、頭痛、冷え性の人。
パントテン酸 水溶性のビタミン
・自律神経の働きを維持する。正常な成長を助ける。
・免疫力を強化し、風邪などの感染症を予防する。
・薬の副作用を軽くする。
・副腎を強くして、ストレスに耐える力をつける。
・善玉コレステロールを増やす。
・妊婦、授乳婦、食欲不振の人。
・ストレスの多い人。
・風邪をひきやすい人。
・口内炎の人。
・動脈硬化を予防したい人。
葉 酸
(プテロイル
 グルタミン酸)
水溶性のビタミン
・貧血を防ぐ。
・口腔内の炎症を予防する。
・母乳の出を良くする。
・皮膚を健康にする。
・胎児や乳幼児の発育を助ける。
・病気に対する抵抗力をつける。
・妊婦、授乳婦、貧血ぎみの人。
・飲酒量の多い人。
・ピルやアスピリンを飲んでいる人。
・野菜をあまり食べない人。
ビオチン 水溶性のビタミン
ビタミンB群の仲間でビタミンHとも呼ばれている。
・白髪、ハゲを予防する。
・皮膚の健康を保つ。
・筋肉痛を緩和する。
・肌荒れ、白髪、ハゲが気になる人。
・抗生物質を長期間飲んでいる人。
イノシトール 水溶性で、ビタミンB群の仲間。
・脂肪の流れをよくし、肝臓に脂肪がたまるのを防止する。
・コレステロールの流れをよくし、動脈硬化を予防する。
・脂肪の摂取量が多い人。
・脂肪肝、動脈硬化を予防したい人。
コリン 水溶性のビタミン
・高血圧を予防する。
・レシチンの材料となり、肝硬変や動脈硬化を予防する。
・脳の記憶形成を助ける。
・脂肪の摂取量が多い人。
・脂肪肝、動脈硬化、高血圧を予防したい人。
パラアミノ
安息香酸
※水溶性でビタミンB群の仲間。PABAとも表示される。
・髪と肌の老化を防ぐ。
・葉酸の構成成分なので、成長を促進したり、貧血を予防する。
・貧血ぎみの人。
・皮膚の老化や白髪を予防したい人。
・お酒を大量に飲む人。
・ピルの常用者。
リポ酸 ※ビタミン様物質。
・脳卒中による脳の損傷を最小限にくいとめると期待されている。
・筋肉の回復を早める。
・ビタミンC、Eが不足ぎみの人。
・激しい運動をする人。
・お年寄りの人。
ルチン ※水溶性のビタミン様物質でビタミンPの一種。
・血圧を上昇させる物質の働きを弱めるので、高血圧や脳血管障害の予防をする。
・毛細血管を収縮させる一過性の作用もあるので、止血薬に利用されている。
 
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