糖 質 |
体内での主な作用とはたらき |
糖 質 |
・エネルギーになる。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵される。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。
・血糖として体内を循環し、エネルギーを供給する。
・体の構成成分(アミノ酸、糖タンパク質、核酸成分など)となる。 |
はたらき
・脳、神経系に対する唯一のエネルギー源となる。
・速効性の高いエネルギー源となる。
・体を構成し、筋肉の運動や体温を維持する。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵された量が体力となる。
・血糖として体内を循環し、病気に対する抵抗力や治癒力となる。 |
過剰症
・とりすぎた分は、体内に脂肪として貯蔵されるので肥満の原因となる。
・砂糖のとり過ぎは糖尿病、虫歯の誘引となる。 |
・単糖類 |
代表的な単糖は、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フラクトース)など |
・二糖類 |
麦芽糖(マルトース)、ショ糖(シュクロース)、乳糖など |
・多糖類 |
構成糖類が数百から数千個結合したもの。
デンプンや動物の体内に貯蔵されているグリコーゲン、食物繊維のセルロース、ヘミセルロース、ペクチンなど |
オリゴ糖 |
・腸内のビフィズス菌を増やすことによって、腸の調子を整え、ビタミンの合成を促進し、免疫機能を向上させる。 |
はたらき
・虫歯を予防する。
・低エネルギーで肥満を防止する。
・高脂血症を改善する。
・ビフィズス菌を増やし、腸の調子をよくする。
・便秘を改善する。
・他に、甘味の他、旨味、こくを与える。
防腐性により、食品の保存性を高める。 |
こんな人に
・便秘の人
・お腹の調子がよくない人。
・食欲がなく元気のでない人。
・肥満ぎみの人。
・虫歯を予防したい人。 |
果 糖 |
・エネルギー源になる。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。 |
乳 糖 |
・エネルギー源になる。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵される。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。
・血糖として体内を循環し、エネルギーを供給する。
・身体の構成成分(アミノ酸、糖タンパク質、糖脂質、核酸成分など)となる。
・腸内細菌の繁殖を助け、カルシウム、マグネシウムなどの吸収作用をよくする。 |
新甘味料 |
砂糖にかわる甘味料。
・糖質甘味料(ソルビトール、マルチトール、キシリトール)
・パラチノース
・カップリングシュガー
・非糖質甘味料(ステビオサイド)
・グリチルリチン
・サッカリン
・アスパルテーム |
・虫歯菌に利用されにくいため、虫歯を予防する。
・血糖値を上昇させない。
・吸収されないか、ショ糖よりも吸収されにくいので、低エネルギーであり、肥満を防止する。 |