糖 質

CARBOHYDRATE
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用語リンク
糖尿病
高脂血症

糖質(炭水化物の構成成分)
三大栄養素のひとつである、炭水化物の構成成分で、おもに炭素、水素、酸素の原子よりできている。

糖質は、こんな人におすすめ
スポーツや肉体労働などエネルギー消費量の高い人。

 


Index
オリゴ糖
果 糖
乳 糖
新甘味料

糖質の種類
糖 質 体内での主な作用とはたらき
糖 質 ・エネルギーになる。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵される。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。
・血糖として体内を循環し、エネルギーを供給する。
・体の構成成分(アミノ酸、糖タンパク質、核酸成分など)となる。
はたらき
・脳、神経系に対する唯一のエネルギー源となる。
・速効性の高いエネルギー源となる。
・体を構成し、筋肉の運動や体温を維持する。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵された量が体力となる。
・血糖として体内を循環し、病気に対する抵抗力や治癒力となる。
過剰症
・とりすぎた分は、体内に脂肪として貯蔵されるので肥満の原因となる。
・砂糖のとり過ぎは糖尿病、虫歯の誘引となる。
 ・単糖類 代表的な単糖は、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フラクトース)など
 ・二糖類 麦芽糖(マルトース)、ショ糖(シュクロース)、乳糖など
 ・多糖類 構成糖類が数百から数千個結合したもの。
デンプンや動物の体内に貯蔵されているグリコーゲン、食物繊維のセルロース、ヘミセルロース、ペクチンなど
オリゴ糖 ・腸内のビフィズス菌を増やすことによって、腸の調子を整え、ビタミンの合成を促進し、免疫機能を向上させる。
はたらき
・虫歯を予防する。
・低エネルギーで肥満を防止する。
・高脂血症を改善する。
・ビフィズス菌を増やし、腸の調子をよくする。
・便秘を改善する。
・他に、甘味の他、旨味、こくを与える。
 防腐性により、食品の保存性を高める。
こんな人に
・便秘の人
・お腹の調子がよくない人。
・食欲がなく元気のでない人。
・肥満ぎみの人。
・虫歯を予防したい人。
果 糖 ・エネルギー源になる。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。
乳 糖 ・エネルギー源になる。
・グリコーゲンとして体内に貯蔵される。
・中性脂肪に変えられて体内に貯蔵される。
・血糖として体内を循環し、エネルギーを供給する。
・身体の構成成分(アミノ酸、糖タンパク質、糖脂質、核酸成分など)となる。
・腸内細菌の繁殖を助け、カルシウム、マグネシウムなどの吸収作用をよくする。
新甘味料 砂糖にかわる甘味料。
・糖質甘味料(ソルビトール、マルチトール、キシリトール)
・パラチノース
・カップリングシュガー
・非糖質甘味料(ステビオサイド)
・グリチルリチン
・サッカリン
・アスパルテーム
・虫歯菌に利用されにくいため、虫歯を予防する。
・血糖値を上昇させない。
・吸収されないか、ショ糖よりも吸収されにくいので、低エネルギーであり、肥満を防止する。
 
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