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一言コラム
ビフィズス菌

 


Index
乳酸菌
ビフィズス菌
クエン酸
ポリフェノール
アントシアニン
イソフラボン
カテキン
クルクミン
フラボノイド
セサミノール
大豆サポニン
エラグ酸
グリチルリチン酸
ギンコライド

その他の成分(1/2)
成分名 体内での主な作用とはたらき
乳酸菌 糖類にはたらき、乳酸をつくる細菌の総称。
・有害菌の繁殖を抑え、有用菌を増殖させる。
・生体の免疫を刺激して、ガンに対する抵抗力を高める。
・腸の働きを活性化し、消化、吸収、排便を促進する。
はたらき
・腸内の環境を整える。
・免疫力を高め、抗ガン化作用に有効。
・抗生物質の副作用を防ぐ。
こんな人に
・肝臓が弱い人。
・感染症にかかりやすい人。
・抗生物質を服用している人。
・便秘ぎみの人。
・お腹をこわしやすい人。
・ガンが心配な人。
発酵乳の作用
・胃や腸からの消化、吸収を高める。
・カルシウムの利用効率をよくする。
・ビタミンB1、B2、葉酸などを合成する。
・有害な菌に抵抗する物質をつくる。
・免疫能力を高め、抗ガン作用を強める。
ビフィズス菌 人間の腸にすむ乳酸菌。
・腸内で腐敗菌など有害菌の繁殖を抑え、下痢を予防する。
・腸内有害菌が生成する有害物質を減らし、肝臓障害を軽減する。
・免疫能力を向上させ、病原菌やガン細胞に対する抵抗力を高める。
・乳酸と酢酸を産生して腸の働きを活発にし、消化、吸収を促進、便秘を防止する。
・ビタミンB群やビタミンKを合成し、貧血予防、肌荒れ防止、出血性疾患予防に有効。
こんな人に
・お年寄りや乳幼児。
・貧血ぎみの人。
・肝臓が弱い人。
・感染症にかかりやすい人。
・抗生物質を服用している人。
・便秘または下痢しがちな人。
・肌が荒れている人。
クエン酸 柑橘類に多い酸味成分。
・乳酸の生成を抑制し、疲労の回復、肩こりや筋肉痛の防止、神経疲労の予防、肝臓病の改善に有効。
・体液を弱アルカリ性に保ち、各種の病気を予防する。
こんな人に
・疲労しやすい人。
・運動量の多い人。
・気力が衰えている人。
・体調がよくない人。
・肩こりや筋肉痛になりやすい人。
ポリフェノール 光合成によってつくられる、植物の色素や苦味成分で、OH(水素基)が2つ分子に付いているものを総称して呼ぶ。
約300種類あるといわれている。
・活性酸素を除去し、老化や病気を防ぐ。
・発ガン物質の活性化を抑制する。
こんな人に
・生活習慣病を予防、改善したい人。
・ガンを予防したい人。
・更年期障害を予防、改善したい人。
赤ワインのポリフェノール
原料であるぶどうの種子にタンニン、カテキン、皮にリスベラロール、アントシアニンなど数種類のポリフェノールが含まれている。
されに、アルコールが熟成中にポリフェノールの効果はアップする。
最近、アメリカで赤ワインに特徴的な成分であるリスベラロールに強力なガン予防効果があることが報告されている。
一般的には、熟成期間の長い、色の濃い赤ワインが抗酸化力は強いといわれている。
アントシアニン ぶどうやブルーベリー、赤じそなどに含まれる青紫色の色素。
・目の機能を向上させる。
・糖尿病性眼底網膜病変の改善、眼底疲労の回復にはたらく。
・眼精疲労からくる肩こりを改善する。
・肝臓の機能改善にはたらく。
・血圧の上昇を抑制する。
・毛細血管を保護する。
・血中血小板の凝固を抑制する。
・血栓の生成を抑制する。
・脳血管障害を予防する。
・抗酸化作用により、細胞の老化、ガン化を防ぐ。
イソフラボン ポリフェノールの仲間。
・更年期の不調を予防、改善する。
・骨粗鬆症を予防する。
・ガンを予防する。
カテキン 緑茶の渋味成分でポリフェノールの一種。
・抗酸化作用によって発ガンを抑制する。
・血液の凝固を抑制し、ガンの転移を防止する。
・胆汁酸の排泄を促進し、血中脂質の上昇を抑制する。
・アミラーゼの働きを抑制し、血糖値の上昇を抑える。
・殺菌作用によって、食中毒やウイルス感染、虫歯、口臭を予防する。
・血圧を降下させる。
・腸内有用菌を増やす。
こんな人に
・高血圧を予防、改善したい人。
・動脈硬化を予防したい人。
・ガンを予防したい人。
・風邪をひきやすい人。
・お腹の調子が悪い人。
・口臭が気になる人。
クルクミン カレー粉の主要スパイス、ターメリック(うこん)に含まれる黄色の色素。
・解毒作用と胆汁分泌促進で肝臓障害を予防、改善し、肝臓の機能を強化する。
・抗酸化作用によって発ガンを抑制する。
フラボノイド ポリフェノールの仲間。植物に広く含まれる色素成分。
・活性酸素の働きを抑制する。
・発ガン物質の活性化を抑え、ガンを防ぐ。
・動脈硬化を防ぐ。
・毛細血管を保護し、丈夫にする。
・血液の循環をよくする。
・冠状動脈を拡大し、血流をよくする。
セサミノール ごまの種子に含まれる抗酸化物質。
・細菌に害のある過酸化脂質の生成を抑制し、抗老化、抗ガン化に有効。
・コレステロール値を減少させ動脈硬化を防ぐ。
・肝臓の働きを助ける。
大豆サポニン 大豆に含まれるえぐみ。渋味、苦味の主成分。
・過酸化脂質の増加を抑制し、高脂血症を予防する。
・高血圧、動脈硬化、肝臓障害の改善に効果がある。
・抗酸化作用により、ガンを予防する。
・脂質の代謝を促進し、肥満を防ぐ。
エラグ酸 ポリフェノール性物質。ゲンノショウコの茎や葉に含まれている。
・抗酸化作用によって、細胞の老化、ガン化を抑える。
グリチルリチン酸 マメ科の植物のカンゾウの根に含まれる成分。
・アレルギー、炎症、ウイルスに対して抵抗力を強める。
・肝臓の機能を強くし、解毒作用を助ける。
ギンコライド イチョウの葉に含まれる香り成分の一種。
・脳に作用し、抹消血管の拡張、血液の粘度を下げる。
・脳組織内のブドウ糖濃度を高めて、有害な乳酸の濃度を下げる。
・動脈硬化、血行障害、老人性痴呆症に有効。
・記憶力や集中力を高め、疲労やストレスに効果がある。
・血小板活性化因子が血管の組織に取り付くのを邪魔して、アレルギー症状を改善する。
 
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